わかりにくいと思ったので時超えのサビのコード進行をきちんと載せますね
D→D/E→C#m→A (①)
F#m→A→C#m→A (②)
F#m→A→かぐやへ
となっています。
最初(①)はキーAのメジャーで始まってますが、最後のこの6小節(②)はAの平行調のF#m(マイナー)を使っていて、ここはメジャーからマイナーへと平行調の転調をしています。
これが普通のポップス曲にはない独特の不安な雰囲気、この曲らしさを出しているというわけですね!
普通でしたら
D→E→C#m→F#m
Bm→E→Asus4→A(もしくはBm→E→A→A7)
というほうが自然ですね。これ、実はピアノソロのところはこれを使ってます(笑)。
さらにめっちゃ補足でざっくばらんに説明すると、
明→明→暗→暗 明はメジャーで3種類、暗はマイナーで3種類
どういう雰囲気の曲を作りたいか、迷ったらどこにメジャーとマイナーを入れて、そのなか3種類から選ぶ、という方法をとるとすんなり決まることがあります。
例えば
暗→明→明→明 にすればかっこよく暗めの雰囲気から解放的な雰囲気へと繋がっていきます
時超えの②の部分はこの
暗→明→明→明 を
暗→明→暗→明→
暗→明
とすることで不安と期待、最後には希望という雰囲気を出しています。
1小節目の明暗でそのフレーズが明るいか暗いかが決定され、
2小節目以降でそれが明るく展開されるのか暗く展開されるのか
3小節目はそれを受けて明るいか暗いか、(前の2個が明続きだとここの暗は落ち着きを表せます。逆の暗続きからの明もそうですね)
4小節目は最後明るく終わらせるか暗く切なく終わらせるか
が決まるということです!!
キーAの場合、明はA、D、E、暗はF#m、Bm、C#mですから、その中から選べばよいのです。
キーCの場合は明がC、F、G、暗はAm、Dm、Emですね。転調してもこの箇所は変わらず、
明がⅠ、Ⅳ、Ⅴ、暗がⅥ、Ⅱ、Ⅲとなるので、これを使いたいキーに当てはめていけばよいのです。
メソッドとして。
①まずキーと構成を決めて小節を作る
②明と暗を決め、小節に割り振る
③それぞれ3種類から合いそうなコードを入れていく
ということです!来年の作曲に生かしていただければ幸いです。
たくさん読んでいただきありがとうございます!
作曲のことで悩んだらかつみんさんもしくはナガタニ先生、もしくは上級生さんの作曲がうまい方に相談してくださいね!(笑)