音楽と農業!思いついたことや報告、進捗、進路などいろんなことを書いていきます!
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自分の頭の整理を兼ねて現在の近況報告をしてみたいと思います…!
一般就活解禁が3月と迫っている中、早いところでは選考が密かに始まっているとか、もうすでに内定が決まっているとか、そんな話をちらほら見たり聞いたりしています…。
今年は去年よりも短期決戦な就活になりそうな様相を呈していますね。3月に合わせて一般であれば数社程度エントリーする企業をピックアップしすぐに説明会に行けるよう準備しておきたいところですね…。
僕の場合は「農業をするのか」「一般に就職するのか」で大きく迷っています。
大学を卒業してすぐに農業をして、農業技術や知識をいち早く高めていくのが良いのか、それとも一般に就職して多少社会の荒波に揉まれ精神を鍛えたり(?)、一般の経験を積んで企画や営業の力を身につけたり、人脈を広げていくのがいいのか。
これ、結構人によってはアドバイスが真逆になります。「スーツ着て仕事してどうするんだ、お前は農業やるんだろ」という声を某ので塾の先生に言われたり、「一般の経験は大事。」とサークルの社会人の先輩に言われたり、「新卒しか採用してない企業もある」とか「新卒ブランドは使うべき」とか、まぁいろんな人がいろんなことを言ってくれます。
もちろん、これはすべて僕のことを考えてアドバイスしてくれているわけで、本当にありがたい意見だなぁと思います。いつも本当にありがとうございます。
ここで大卒後に農業をやるメリットデメリット、一般に行くメリットデメリットをあげて整理したいと思います。
農業を徳之島(アグリ徳之島)でやる場合
「就農メリット」
・もうすでに繋がりがあるので就職は決まる。
・農業技術、知識を高めることができる。
・アグリ徳之島だけではなく、近くの知り合いの農家さんとも繋がりがあるので、アグリで育てている作物(じゃがいも、ミカン)以外の知識(パパイヤ、マンゴー、ドラゴンフルーツ、アボカド)も身につけることができ、一生使える。
・土地がそれなりにあると思われるので新しい事業を始めやすい。
・自然の中で自分を研ぎ澄ますことができる。
・空気、自然は綺麗だし、食べ物はおいしいので心身健全に暮らすことができる。
・空き家を手に入れ、車も簡単に手に入るので車通勤ができ生活のスタンダードが上がる。また、食費、光熱費も最小限に抑えることができる。
・満員電車どころか、電車がない。
・ねこ、にわとり、ヤギと暮らせる。
・ハンターの資格が取れるかもしれない。
・繁忙期と農閑期があるので、夏の間長い休みが取れる。(繁忙期は月1度も休みはないと思われる。まぁそれが農業って感じがするのだが)
・子宝の島であり、出生率トップ10に徳之島の3町すべてが入っている。
温暖な気候で食も良く自然も豊かなので子育てをする場所には最適。
・老後も友人が増えればのびやかに暮らすことができる。
「就農デメリット」
・東京、関東に行くのに1日かかる程度に離れ、最速の往復で4万円程度かかる。
・大学時代やサークルで仲良くなった友達と離れることになる。
・一般経験なしなので、社会的な常識や一般で培える能力が持てない。
・学生気分のまま就職してしまうのでは、という不安がある
・島に友達が少ないので、孤独と戦うことになる可能性がある
・今の趣味が続けられるかどうか(少なくとも音楽or野球は絞る必要がある)
・関東のイベント、ライブは当然行けない。ないものはない。
・台風時は3~7日物流が止まる。電波も電波塔の充電が切れると止まるらしい。
・実際どのくらい稼げているのか不明である。
「関東就農メリット」
・関東で就農できるので今まで通りの生活、趣味、友人とそのままの関係で暮らすことができる。
→自由度の高い勉強や行動ができる(島だとやれることが限られるので。良い意味でも悪い意味でも)
・農業だけではなく、6次産業も発達しているので一般に近い仕事ができる。
→体系的な経営や会計など学べると思われる。
・農業の技術、知識が身につく。
「関東就農デメリット」
・食べもの、空気に関してQOLの上昇はない。
・満員電車に揺られる必要がでてくる可能性がある。
・近郊農業は年間を通して出荷する必要があるところが多く、休みは週1程度。
・意外にも安定しているかというとそうでもない。類似している農家さんとの激しい競合があり、直送のスーパー等は競合に負けると出荷契約を打ち切られることがある。(もちろんセーフティーネットとしてあらゆるところに出荷しているが、稼ぎ柱を失う可能性は十分ある)
こうしてみると、関東近郊の農業では今まで通りの生活を過ごせる分、生活のレベルはそのままで、一般職を農業に置き換えているだけになってしまうなという印象です。自然を本格的に相手にしているわけではないので、自然の中に身を置きたいのならば島であると僕は思っています。
→Part2へ続く