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かつみんの楽農ブログ!

音楽と農業!思いついたことや報告、進捗、進路などいろんなことを書いていきます!

あらぐさ定期演奏会まとめ1

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あらぐさ定期演奏会まとめ1

本当はツイッターでやろうと思ってたのですが、あまりにも多くなりそうなのでブログでやります!ブログなんてあったんだーという感じでしょうけど、たぶん見てくれる人は見てくれるんだろうなと思いながら適当にやってます。

 

いやでも本当はツイッターで言いたかった。やはり一番身近で感情がストレートに吐き出せるツールだし、見てくれる人も多い…!あらぐさの宣伝にもなる…!けど、10ツイートくらい僕のどうでもいい個人的な話が続く(10ツイートで済めばいいが)ので、ここでまとめてすっきり書こうと思います。橋下徹さんみたいに、ツイートのまとめをブログに(ブログの内容を分割してツイッターだっけ?)という感じでいつもの感覚で書けるといいんですがどうでしょうか…。

 

 

 

 


 

 

Mの作曲について

・時を超えて君を愛す

7月頃から作成して、キャンプの時も作ってましたね…。そのあと富山インターンがあって提出期限だったので夏合宿までにギリギリでした。

 

ぶっちゃけ言うと全然演出家と僕の考えが一致せず、演出家の要望に応えて作曲する余裕が全然ありませんでした()。そしてそれは最後まで引きずってしまいました。

僕のイメージではもっとゆったりしていて歌い上げるイメージなんです。だけど、テンポ速めでノリよく…でも歌詞と合わなくない?って()

あと文字数も微妙で()、どう考えてもこれ6小節になるなぁとか、だから光とかぐやで小節数が違うんですね。(光4小節+6小節、かぐや4小節+4小節)

なので、コード進行とドストの一番良く出る音(ファ#かな…と)から作りました。

人は恋をする~♪の恋をするはファ#です。一番伝えたいフレーズが高い音になるようにしました。

コード進行はAE/G#F#mEDEAsus4Aという、ZARD負けないでとかで使われてる進行をメインで使ってます。かつみんがよく使うコード進行です。Ⅰ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅴというよくポップスにも出てくる、その2つめのⅤの和音を2つ目の音をベースにすることで、ベースが1音ずつ下がっていく、そうするとポップス特有の情緒さが演出されます。

sus4からのメジャー、(sus4からのマイナー)は不安定な音から解放的な音に繋がるので、心が掴まれて解き放たれる、そんな印象を作ることができます。


サビは確かDD/EC#mAだったと思います。普通のポップス進行だとDEC#mF#mという、Ⅳ→Ⅴ→Ⅲ(m)→Ⅵ(m)を使うのですが、Ⅵ(m)をⅠにすることで安心感を強めました。その後はF#mC#mを中心に使ってました。恐らくこの2つのコードを中心に使うことでこの曲特有の雰囲気が大きく出ていたと思います。普通でしたら、Aのメジャーなコードを使って明るいポップスの曲にすることが一般的ですが、それをあえてマイナーの進行にすることで、この曲らしさが出たんだと思います。明るい曲なんだけど、ちょっぴり不安感を装いながら、でも前に向かって進んでいき、明るいメジャーの和音Aで最後の小節締める。告白するときだってみんな最初は不安だけど、告白した未来は明るくありたいのはみんな同じでしょ?
まぁそんなイメージでこの曲作ってますw

 






補足ですが、マイナーから始めて最後そのキーのメジャーで締めるのは小室哲哉のT.M.NetworkGet wildの進行とかで見られます。Ⅵ(m)→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰや、Ⅵ(m)→Ⅳ→Ⅱ(m)→Ⅴなど。マイナーから始めて最後メジャーで締めると、暗い世界から明るい世界への希望を見出せるような雰囲気の曲になります。

 




 

まぁただこのようにコードで作ってしまったがために、その後の変化が作れず、曲を大きくアレンジすることができなくなってしまいました。ドラムが合わないとか、バンドサウンドではない、金管だろうか、木管だけだと柔らかいだけだなぁとか。ずっと悩みました。周りからはいい曲だねと言っていただけるのですが、その分大きく変えることができなくなってしまいました。

 




この曲を素晴らしい曲にしてくれたのは紛れもなく役者の4人のおかげ。僕はきっかけを与えることはできたけど、そこまでで、そこから飛躍的に感動的な曲にしてくれて、曲を生かせてくれたのは役者4人のおかげです。こう振り返るとやっぱりMの作曲って本当にいいものだなぁって思います。いつもだと1人で作って終わりだけど、そうじゃないもんね。




 

 

 

 

・予感と期待と 予感と期待とReprise

秋理が作曲を担当していたのですが、C棟通しの後ぐらいに編曲を依頼されて作りました。秋理に最後まで作り遂げてもらいたかったですが、作品的に提出が遅れたり質が落ちてしまうのは迷惑がかかるし、もう時間的にも他の人に依頼できる最後だよな、と苦渋の決断で編曲をすることを決めました。



編曲は楽しいです。僕はこんなメロディー絶対に思いつきません。そんな思いつかないメロディーにコードつけたり、パーカスつけたりするのは楽しい。新しい自分の作曲の可能性を出せたりもする。自分の作ってる曲は自分の中だけで完結してしまうけど、他の人の曲をいじると意外なアプローチを発見できたり、自分では使わないフレーズを取り込んでいたりと、作曲の実力の向上につながります。







でも、結構きつかった。四六時中この曲のことを考えていたので無意識の時間にもこの曲が頭の中で流れていて、またこの曲はリプライズも含めすごくマイナーな曲なのでどんどん鬱になっていくんですね。いや、実は本当に鬱になりました。毎回曲を作る時、作曲はエネルギーを放出しながら作るのですが、この曲はエネルギーを吸い取られながら作ってました。なので作り終わった後数時間動けないこともありました。

これ秋理が読んだらすいませんとか思うかもしれないけど、そんなことはないですね。これはただただ僕の実力不足であり、かつそんな斬新なメロディー作れるというのは天賦の才なのでぜひ秋理には活かしてほしいと思います。

 



この曲もほぼ演出無視だったかもしれませんが()、まずはコードをつけて練習に間に合わせねばという感じだったので、とにかく自分の持ってる技術で早急に作ろうとしました。2週間かかったと思います。その時Galneryusというバンドにはまってて()、あとナンシーさんの演奏会がとても良かったので、管弦楽に取りつかれていました。予感と期待と、という題名もあるし、ちょっとクラシックに優雅なダンスパーティーを待つイメージで書こうと思って書きました。その点においては管弦楽にはまっていたのですいすい仕事が進みました。後から、演出家からちょっと違う的なことを言われたような…。ABBAのようなイメージでと言われて書きなおそうと思ったのですが、そこまでの労力はなかったです。すみません。

 



僕が秋理の作ったメロディを無視して完全フルリメイクしたのが、男子学生のあの子と踊りたい、どう誘えばいい?の部分です(無視ばっかりしてすみません)。あの部分は個人的には最高です。たまたま打ち込みミスって入れたC#dimがものすごくいい感じに入ってくれてすごくいいフレーズになりました。あれはミスです()。ミスから生まれた名曲なところでした。こんなこともあるんだなぁと、あんまりキーを外すようなプレイはしないのですが、たまたまあの部分は良くなりました。



 

 

リプライズは音色を整えました。恐らく思うに転換曲でも使われた「狂ったように踊れ!踊れ!踊れ!踊れ!」の部分の金管の音、僕がこの曲を編曲したかった理由はここに金管の音を入れたかったからです()。これはジャズのビッグバンドをイメージして作ってます。コードもadd9とか13とかなんかすんごい変なのを入れていた気がします。パッ、パッ、パッ、パパパァッ!の部分ですね。妲己様の「あ~な~たは わたしから逃げられない」の部分もこれと同じく、ビッグバンドのイメージ。この曲はところどころ入ってるピアノがすごくいい雰囲気を出してくれています。このピアノのところどころに入れていく感じは初めての感覚で、これを教えてくれたこの曲には感謝しています。編曲バンザイ。

 


 

 

 

 

 

かつみん進行まとめ

キーAメジャー

AE/G#F#mEDE(Asus4)A

Ⅰ→Ⅴ→Ⅵ(m)→Ⅴ→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ(sus4)→Ⅰ(※一般化)

 

AE/G#F#mEDC#mBmE

Ⅰ→Ⅴ→Ⅵ(m)→Ⅴ→Ⅳ→Ⅲ(m)→Ⅱ(m)→Ⅴ

 

 

DE(D/E)C#mF#m(BmE(Asus4)A)

Ⅳ→Ⅴ→Ⅲ(m)→Ⅵ(m)→Ⅱ(m)→Ⅴ→Ⅰ

※このⅡ→Ⅴ→Ⅰの進行はよくジャズでも使われます。ツーファイブワンと言われるやつですね。これも不安定から安定に向かうので使いやすいコード進行です。

あと、2つ目のD/Eですが、ベース音はDのまま、右手はEを弾くというコードです。ベースが変わらないので安定感があるのですが、右手はEなので前に進んでいくイメージがあり、かつE7の7thの音をルート音にしているので、おしゃれなかんじになるのでとてもお勧めです。春畑道哉さんが良く使っているので、春畑コードとも僕は勝手に呼んでいます(笑)。 

 

 

 





 

 

 

 

Bについて

毎年バンドは前座な感じで、僕はバンドがしたくてあらぐさに入ったのですごく残念でした。それをとにかく払拭したかった。

まず、スーツでやるのがおかしい!と思ったのでウエスタンシャツを着ました。()

それと、定期演奏会は上の年代の方が来られるので、みんながわかる曲のほうが良い、という方針も疑問に感じてました。確かにアンケートにも知っている曲だと評判がいいのですが、定期演奏会は何のためにやるのかというと、普段の活動の発表のためにやるものであって、今時やらない僕らが知らない曲をやって意味があるのか?と思ってました。

結果的には半々をとっていただき、だいぶわがままを通させてもらったので定実の皆さんには感謝しています。駄々をこねてすみませんでした。

 

 

 

・秋理バンド

All I want for Christmas is you

キーボで始まる今年の定演、ここでミスってマイナーで弾いちゃったりしたら定演が終わる…!とびくびくしながら弾きました!キーボ苦手なのに重大な役を任されてしまい、さらに次々と本番前に機材トラブルが起き、本番前は恐ろしく青ざめていました。結果、音を出してみたらピアノの音がオクターブ低く、まじか…と思いながら弾きました。事前に防げるミスだけにとても残念でしたが、それに動じず弾いてくれたバンドメンバーに感謝したいと思います。本当に最小限のトラブルで済んでよかった。

原因はシールドにあるみたいなので、この際ぐさは高級シールドを3本くらい買っておくように。()おすすめは秋葉原にあるオヤイデ電器のシールドだよ。

 

空と君との間には

この曲にもキーボソロがあるんだなぁ。とても緊張しましたが、今、この僕が弾いてる音こそが定演を動かしていて、お客さん、現役生は全員僕の音を聴いている…!と思うととても気持ちよかったです。あと、ばーまんが完璧なタイミングでベースを入れてくれるので、僕は本当に弾いていて気持ちよかったです。なかなかここまで気持ちいいなと思わせてくれるベーシストなかなかいませんね。ばーまんほんとすごい。

この曲は本当にいい曲だなって思います。この曲の歌詞は犬目線なんですよね。「君の心がわかるとたやすく誓える男になぜ女はついていくのだろうそして泣くのだろう」という2Bメロの歌詞、胸に刺さりますね。個人的に、いい女がだめな女になる方法はだめな男に振り回されることだと思っています。親はがんばって育ちの良い女の子を育てても、親ができることはそれまで。そこからいい女を維持できるかどうかは本人次第で、だめな男に振り回されれば、だめな女になると思ってます。女性の皆さんはだめ男を周りにつけないように気をつけましょうね!() 基本的に寂しい時に優しくしてくる男はだいたいだめ男です(お前はなんなんだって感じですね)

 

 

 

Gバンド

One night carnival

客席から登場する演出、僕が提案しました。やっぱ固定概念はぶっ飛ばさないとね。そしてそれを見事にやりこなすゴロー。さすが。ゴローがセリフのところ、アドリブを飛ばしまくるのでめちゃくちゃ笑いながら弾いてました。こんなことあるのかってくらい笑いまくりました。笑いまくって2回くらい間違えました。ゴローリハでまったくやらなかったこと本番でやり遂げるとかメンタル強すぎでは…。

ソロは前に出て弾きました。簡単なところでギターを縦にしたら客席2列目あたりのおじさんたちがうぉおおおお!ってなって僕もうぉおおおお!ってなりました()。熱くなりすぎてギターソロ終わってないのに戻ろうとしちゃいました()。観客が思いのほか盛り上がったのは僕のギターが感情的に弾けていたからだなぁと思い、体とギター表現が少しずつ近くなれたのかなと思いました。もっとエモーショナルなプレイができるようになりたい。

 

 

星空のディスタンス

僕がやりたい!と言って通してもらった曲。THE ALFEEの曲ですね。1年くらい前から課題曲として地味に練習はしていたので簡単に弾ける曲だと思ってましたが、案外苦戦していた模様で、バンドメンバーの皆さん迷惑をおかけしました、すみません。あと音域が高かったみたいで、ゴローには負担をおかけしました。そんなに櫻井さん高かったっけな…と、意外と高いんだなぁと、申し訳ないです。

ちょくちょくピッキングハーモニクスを効かせるところがありますね。たぶんできてたなと思います。星空やたかみーわかる人は胸熱だったかと思います。P.H.はバシッと決めないとね。普段の練習から成功率100%P.H.できるようにしておくと良いです。それでも本番8割くらいまで落ちますからね。で、やはりP.H.ビシッと決めたい、なかなかギターのおいしいところなので。

ギターソロ2回ありますね。1回目はAmペンタトニックの16分がありまして、それがかなり難しいポイントになります。失敗すると変な解放弦の音が鳴っちゃうからね。でもさすがはたかみー、こういう基礎的なフレーズを入れながらソロを作っていくあたりやっぱすごいなって思いました。曲を通してギターのスキルアップができる曲なので皆さんもぜひ挑戦してみよう。

2回目のアウトロ、このソロは激むずでした。譜読みの時点で完コピは無理があったので独自に自分が弾けるフレーズを入れたり僕の好きな春畑道哉さんの弾けるフレーズを入れたりしました。それでもほとばしる16分のギターソロだったなぁと思います。あ、できてたかどうかは別として、スゥイープ奏法を取り入れました。本番できてたかなぁ。フィギュアスケートでいうひねりを前に入れてからの4回転サルコゥ()とか、体操でいうシライとか()、ああいう成功率のイメージです。本番成功率5割だなぁと思いながら、たぶんできてたのでは…どうだろうか。できてたらいいなぁ…という感じです。Cm5弦スゥイープをやったつもりです。余裕なかったのでタッピングの一番高いCはできそうになかったので入れませんでした。普段の練習では5弦スゥイープとタッピングの練習はしてるのでたぶんできますが、本番それを100%で成功させるのは難しい。ちなみにその部分が16分よりも速いフレーズで、2拍の間に16分音符2つ、6連符1つ、16分音符2つを入れていたかと思います。


まぁ自分が弾けるフレーズにしていたので、難しそうに聴こえてたかもですが、できることをやっていただけです。自分の得意なフレーズに落とし込むことって大事だなって思います。Cmは得意なので…それもあって星空にしてくれてありがたいなと思います。

 

 

Diamonds

僕にとってこの曲は最大の難関。こういう曲が一番苦手です。本番も実はうろ覚えでした。すみませんという感じです。ひたすら覚える、みたいな曲めちゃくちゃ苦手です。でも、ボーカルと背中合わせで弾くのすごく好きで、あれがゴローとできたのがとても楽しかったです!楽しく弾くのがやっぱ一番だなって思います。自分の演奏でいっぱいいっぱいにならずに、他の人と絡みながら弾く、ここまで楽器が弾けるようになるとさらに楽しくなりますよ!

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プロフィール

HN:
かつみん
性別:
男性
自己紹介:
Gt.Key.作曲 / 右投両打 / 自転車 / 家庭菜園